01 5月

新緑の季節になりました。

寒い冬が長かったので、桜に見とれ、近況をさぼっている内に萌黄色の初夏の装いになりました。

4月に入ってからは就労相談が増え、就労前訓練の支援、就労同行などを数件行いました。また、介護相談、高齢聴覚障害者のエンディングに向けた相談件数が多かったのも

目立ちました。5月からはサボらず、毎月活動状況を更新します。ご意見、ご感想などもお寄せください。

10 4月

「きこえの相談会」を卒業 

3月25日、聴力障害者情報文化センターで毎月開催されていた「聞こえの相談会」を卒業というか、後任の方々にバトンタッチ出来ました。4月からは、新しいSTによって継続されます。現在は、都の広報で募集されているため、23区外の多摩市からもご参加いただき、有難く思いました。毎月、10人定員がいっぱいで、数カ月先まで予約が埋まる盛況ぶりでした。

高齢難聴、つまり老人性難聴の方が増加する一方ですが、身近な区市町で実施されている所は数か所です。そういう意味でも、情報文化センターでの聞こえの相談会は貴重な相談提供の場でした。もう少し身近な所で、聞こえのサービスが受けられることを願っています。やはりコロナ禍で、コミュニケーションをする場がどんどん少なくなり、認知面の低下が心配されます。

そういう意味でも今後認知症対策の一環として、保健サービスセンターなどで聞こえの検査が気楽に受けられ、補聴器相談も一緒に出来たら安心できますね。介護保険でも、難聴に関する評価は少なく、つまりきこえないことはあまり項目に加味されていません。今後日常生活をする上での聞こえの大切さと、認知症予防として項目に加筆されることを願っております。

4月からは、ベテランの言語聴覚士による聞こえの相談会が実施されていきます。どうぞ皆さんご利用ください。

21 3月

3月に入ってからの相談室

コロナ禍の昨今、ボチボチ相談が増えています。3月に入ってからは、大学在学中の方の就労相談、高齢者の補聴器相談等、また老人ホームに入所中の方が薬害による失聴の方の補聴相談等が続きました。3月21日でコロナの緊急事態宣言は解除されます。しかし、感染者が撲滅した訳ではなく、経済の事、この先の諸般の事情で無理やり?解除宣言に踏み切る感じです。江戸川は区内でも最多の

感染者数が報じられており、安心できる状況にはありません。そんな中、医学書院より「第3版 聴覚障害学」を寄贈頂きました。第二版では、私も少し執筆させていただきました。また、元同僚の方から「飲んで死にますか、やめて生きますか」アルコール依存症のものがたり という本も寄贈頂きました。ご希望の方は是非お出掛けの時には、手に取って読破して下さい。

また25日には、久し振りに情報文化センターで「きこえの相談会」が実施される方向です。既に予約は満杯ですが、今年度も実施される方向と伺っております。毎月発行されるの都の広報をご覧頂き予約してください。

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26 1月

小さな掌に収まる本の寄贈

1月中旬から、コロナ感染者数が右肩上がりとなり、下旬になっても減少の兆しが中々見えないですね。訪問支援も出来ず、メールでの相談には限界があり、紋々としております。

1月に入ってから、聴こえの相談が2件。1件は、肺に水が溜まり利尿剤を服薬。3日目に耳がボワーンとして聞こえが低下。医師にその旨説明するも、「水が抜けてないから薬はそのまま服薬して下さい」止むを得ず飲み続けたら、会話が出来なくなった。 もう1件は、風邪気味で発熱、しかしこのコロナ下で、かかりつけ医はあるが、密になったり待合室で待つ時間も長く市販の薬で我慢した。ところが数日したらきこえが低下して、家族と会話が成立しなくなったと相談ありました。止むを得ず2件とも訪問支援を行い、ゆうわの補聴器を試聴して貰いました。家族と会話も成立し、何とか役に立てたようです。

さて、過日森埜こみちさんより「蝶の羽ばたき、その先へ」という本を寄贈して頂き何人かに読んでいただけました。この度寄贈頂いたのは、掌に乗る小さな「こんなときは!」詩集です。内容も心の温まるホッとする詩集です。是非暖かくなったらお出掛け下さいね。

 

15 12月

コロナ禍の2020年

11月も聞こえの相談会は無事にキャンセルもなく終わりました。日々発表されるコロナの感染者数に、一喜一憂している間に12月になってしまいました。訪問支援も個別相談も殆どメールに切り替え、メール中心としたやり取りで行いました。このコロナ禍で時間もタップリあり、読書して心打たれる本を2冊ご紹介します。

1冊目は、「あやうく一生懸命生きるところだった」ハ・ワン著者 岡崎暢子訳、ダイヤモンド社

立ち止まって考える、このコロナが教えてくれたことは、前向きにひたすら走るのではなく、一寸休憩し今の自分を振り返る。こんな時間も必要と提言しています。必死に生きることも大切ではあるが、このコロナがいろいろ今いる場所、考え、未来に向かって一寸立ち止まってみようと教えてくれた。

同じ様な本に「たちどまって考える」 漫画家のヤマザキマリ、中央公論新社と、二冊続けて読みました。今までの生き方、これからの自分の生き方に新たな助言を貰いました。お正月お時間ありましたらご一読ください。

来春はコロナと決別できることを願っております。皆さまどうぞ良いお年をお迎えください。

19 10月

comuoon・コミューンの紹介

聴力障害者情報文化センターでは、月一度「聞こえの相談会」が実施っされております。相談に見える方々は、殆どが加齢性難聴、つまり老人性難聴、感音性難聴の方々です。聞こえの程度は40dB~60dBで、音はよく聴こえるが言葉が明瞭に聞こえないという不全感を持っていらっしゃる方がほとんどです。言葉が不明瞭で曖昧にしか聞こえない、家族の会話にも参加できない、又同年代の趣味活動に行っても会話の聴取が出来ない、食事等は雑音はよく聴こえるが、肝心の会話がほとんど分からず、皆が笑っている時に笑えず、不満足感だけが残る。

聞こえの低下により趣味活動や家族の会話にも参加しなくなり、認知低下、鬱などを心配して毎日の生活に張りが持てなくなっている方が多く見られます。補聴器の様に自分の耳に装着するのではなく、スピーカーを通してことばが明瞭に聞こえる様にと工夫したのがコミューンです。都内のカメラ店で3か月間貸し出しして貰えるので、必ず試聴して効果の有無を確認してみて下さい。お分かりにならない時は、ゆうわにお問い合わせください。

30 9月

猛暑から初秋へ

9月末になり、急に涼しさ通り過ぎ朝夕は寒くなりました。皆様お変わりございませんか?

読書の秋でもあり、寄贈図書をご案内します。東京都心身障害者福祉センターの非常勤耳鼻科医として、お世話になった田中美郷先生が今までの臨床、学会発表成果を1冊に集大成されました。「聴覚障碍児早期発見ー精査・診断ー早期療育/教育支援に関する実践研究」と題する中身の濃い冊子です。

もう一冊は、全国早期支援研究協議会出版の「手話で育つ豊かな世界」と題した―その子らしさを実現する支援・教育を求めてーという、まさに今すぐ役立つ実践教科書に近いものです。一度必ず目を通して頂けますと、即役に立つ本です。ゆうわの図書として貸し出ししますので、どうぞ機会がありましたら目を通して下さい。おいで頂く時は、予約制ですので予めメールかFAXで予約してからいらして下さい。

19 8月

「ヒトカラ」で休日を過ごす 

最近相談に見えた方です。趣味は「ヒトカラ」とお聞きした時、ヒトカラって何??社会勉強不足で、「一人でカラオケを楽しむこと」をそんな風に表現することを知りませんでした。卒業して就労、職場には唯一人の聴障者で、周囲の方もどう接してよいか分からず、自分から何かお願いする時は発語して、仕事を指示したり依頼される時はメールか、メモで渡される。その習慣が上司からも同僚にも後輩にも引き継がれ、雑談もなく、暑気払いやら忘年会に誘われることもなく、それが当たり前になった。休日は、一人でカラオケ店に行き思いっきり声を出し、歌って、叫んでヒトカラをして日頃のストレスを吹き払っている。

この話を聞いてヒトカラが悪いとか、寂しいとかというつもりもないが、本音は友人とご一緒したいは?と伺うと、友人も居ないし、面倒だから一人遊びで良い。コミュニケーションて?、コロナ禍で起きている三密を避けるとか、なるべく直接コミュは最小限にするとか、明らかな理由があればまぁ仕方ないとも思えますが、しばし考え込んでしまいました。改めて職場でのコミュニケーションとは?家庭内では?と考えさせられた相談でした。

26 6月

フェースシート使用での聞こえの相談会が再開

6月17日聴力障害者情報文化センターで「聞こえの相談会」を再開しました。

今後毎月実施される方向です。相談会は、相談者との間は透明のビニールボードで区切られ、私はフェースシートを着用してやり取りしました。 距離は十分とり、少し大きめか、補聴器やループ装置を活用しながら、コミュニケーションが保障される環境の下で行いました。時期も時期だけに、お互いにコロナ感染防止を図りながら、換気にも神経を使いながら行いました。初めての経験でもありましたが、今後早くコロナが収束するよう祈るばかりです。

次回は7月25日(土)10時から、要予約

24 5月

コロナ感染症で自粛生活・・

3月から続くコロナ感染症対策として3密を避け、自粛生活が続いておりますが皆さまいかがお過ごしでしょうか? そろそろ細い出口が見え始めましたが、東京都と関東三県、北海道のみが緊急宣言解除から除外されています。しかし、それも明日25日には、段階的解除に移行できそうな雰囲気になりましたね。個別には、LINEやGメール等で近況をお知らせ頂いている方もおり、一日も早い解除を待ちわびているのが現実です。

その中には、マスク着用による聴覚障害者に取っては、以前から病院受診時や診察時に、コミュニケーションの手掛かりに大きな障害になっておりました。コロナウィルスに関しては、未知のウィルスと言われ、又感染力も強い、かといって全て筆談でやり取りするには時間がかかり過ぎる等の難点もあり、音声認識アプリを利用して個別対応でなさっている方もおりました。また何か良い方法で乗り切った方はご教授ください。

解除されたら又お出掛け下さい。一日も早い当たり前、通常の生活が戻ることを願っております。

09 4月

古書ですが差し上げます。

コロナ一色の日々ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか? 時間もあり、この際書棚の整理をしており、以下の本を差し上げたいと思います。ご希望の方は申し出て下さい。お送りしますので、番号と送り先を教えて下さい。

1 わたしは目で話します。たかおまゆみ著   2 言葉が立ち上がる時 柳田邦男著

3 死ぬ時に人はどうなる 10の質問 緩和医療医 大津修一著

4 死と不安を乗り越える 納得のいく医療との出会い方 大津修一著

5 自由訳 老子 水が流れる様に風が大空を吹き渡る様に行きなさい  新井満著