21 11月

精神科治療について考える

11月に入って二つのオンライン勉強会がありました。ご存じの方も多いと思いますが、それを今回は紹介してみます。13日(土)14日(日)に開催された「精神科診断と治療・リハビリテーションの今  ~聴覚障害者への支援を探る~ 一日目は、講演会中心、二日目はレポートとパネルディスカッションという構成でした。一日目の東京大学の笠井清登精神神経科教授による「病気をもっても大丈夫という回復のあり方と社会を目指して」。後半は、「精神科医療とリハビリテーション」、~さまざまな治療法の効果と課題について~と題し、代々木病院精神神経科科長の竹内真弓先生の講演でした。パネルディスカッションについてはア、パネラーが多いので、講演内容、パネル内容等についても聴力障害者情報文化センターのHPに掲載されておりますので、是非ご覧ください。

もう一つは、21日午前中に定例で開催されている、日本財団聴覚障害者海外奨学金事業の第15回留学奨学生帰国報告会でした。一人は、看護師として「ろう」の意味を考える ~ろう者の医療にどう貢献できるか~について、皆川愛さんの報告でした。 ギャロ―デット大学大学院でろう者学部、ろう者への医療、看護について学んだ事についてのオンラインでの報告会でした。どちらも、コロナ禍でのzoomを利用した勉強会でした。こちらも日本ASL協会HPで講演内容は見れます。是非この機会に見て下さい。